
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
運動会が終わった頃は、体を動かす遊びやルールのある遊び、友達と対戦するような遊びなどがグーンと盛り上がりますよね。
冬に向けて体力作りも兼ねて、たくさん体を動かす遊びを取り入れていきましょう。
「しっぽ取り」の遊び方について書きま~す。
“しっぽ”を用意しよう
「しっぽ取り」なので “しっぽ”になるものを人数分用意しましょう。
私はこんな感じの“しっぽ”を使うことが多かったです。

今回は黄色にしましたが、対戦相手が分かりやすいよう、色違いで用意するといいですよ。
スズランテープを三つ編みに編むだけです。編むときはテーブルにテープで貼ったり、何かで押さえたりするとやりやすいと思います。

人数が多いと揃えるのが面倒かもしれませんが、壊れた時や足りない時にも同じように作ればいいし、園庭で使っても汚れを気にすることもないし、すぐに劣化しないところもいいな~と思います。
自分の私物として用意しておけば、働く園が変わった時にも楽ですよ~
「しっぽ取り」の楽しみ方
私はチームで対戦して遊んでいました。
まずは、2チームに分けましょう。
そして、始まりと終わりに並ぶ場所(赤色)と出てはいけない場所(青色)、“しっぽ”がなくなったら待つ場所(黄色)を決めてから行っていました。

園庭でも遊戯室でも、こんな感じが多かったな。
“しっぽ”を数多く取った方が勝ちというルール通りに楽しむだけですが、遊ぶ際に気をつけていたことや工夫していたことも紹介しますね。
「しっぽ取り」を楽しむために・・・
ルールは最低限にして伝える
一度にルールを理解できない子もいれば運動が苦手な子もいます。
シンプルに遊び方を伝えて、まずは遊んでみてから・・・にしていました。
“しっぽ”を短くして取りづらくしたり、取られないように押さえて逃げたり、取られて泣いたり、怒ったり・・・色んな姿が予想できますよね。
それをはじめから言わないで、子どもの様子に合わせて「こんな時はどうしようか?」と考えられるように気をつけていました。
気をつけないと、自分主導で言い過ぎちゃうんですよね~
“しっぽ”の付け方
ただズボンに挟むのではなく、最初に洋服をズボンの中に入れてから“しっぽ”を付けるようにしていました。
その方が、見やすいし取りやすいです。
はじまりと終わりの合図はしっかりと
はじまりは「負けないぞ」「勝つぞ」という気持ちにすると盛り上がります。
さりげなく順番に「掛け声」係にしたり、慣れてきたら「目標本数」を決めたりとか。
子ども同士で「えいえいおー」と言い合ったり「○ちゃんをねらうからね」と宣言したり、介入しなくてもバチバチな雰囲気になってくるとさらに楽しいですよ。
終わりの合図で、すぐに所定の位置まで戻ることを徹底することもポイントです。
そのためには、戻った姿をしっかりと褒めることかな~と思います。
「10秒前~」ってカウントしてみるのもいいですよ。
傍観しない
ただ見ているだけにならないように、たくさん声をかけていました。
「○君、狙われてるよ~!」「○ちゃん、はや~い!」とか、できるだけ全員に声をかけられるように意識していました。
とくに、はじめのうちは取られて戻って来る子と一緒に応援するようにしました。
遊び方に慣れるまでは、自分の“しっぽ”がなくなると悲しくなってしまう子もいるので。
取られて戻ってくるのもルールが分かっている証拠なので、そこを褒めつつフォローです。
ダラダラ遊ばない
「もっとやりたい」という子には全体で遊び終わってからも楽しめるようにしていましたが、ダラダラやっても面白くないし、苦手な子にとってはそもそもやりたくないだろうし・・・
「今日は2回戦まで!」などと回数を決めて楽しんだ方が盛り上がると思います。
“しっぽ”は並べて数える
取った“しっぽ”は並べながら数えました。
その方が子どもも目で見て分かりやすいし、子ども間で遊ぶ際にも自分たちで数えられるようになります。
ボール遊びも楽しんでね。
ルールをどんどん変えていこう!
ルールを理解して遊び方に慣れたら、新しいルールを取り入れてみましょう。
“しっぽ”の数を増やして、取られても「復活可能」にしたり、チーム数を増やしてやってみたり、最後の一人が取られるまで続けたり・・・
復活できるルールを加えると、終わりまで全員が参加できるのでそれも面白いですよ。
あとは「先生のしっぽを取ったチームに5本プラス」にして、必死に走ったことがあります。想像つくでしょうが、すっごく走った!
もう、無理だろうな・・・体力、気力共に自信のある先生におすすめしま~す。
準備がいらない遊び。人数多いほうが楽しいよ。