
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
新しいクラスになったばかりの保育って大変ですよね?
集団生活が初めてのクラスであれば、その大変さも倍・・・イライラ、バタバタの連続を乗り切るためのクラス運営について書きました。
保育中のイライラを減らすコツ
4月、5月は毎日がヒヤヒヤで落ち着かないですよね。
ついつい子どもの「身についていない」「できない」「わからない」様子にも目がいって、「援助しなくちゃ」「伝えなくちゃ」って、あくせくしてしまったり、ただ“大変”という気持ちだけが膨らんでしまったりして。「とりあえず安全に過ごせればいいや」と思っていたことも多かったです。
そういう経験を繰り返しながら、私が見つけたイライラしないコツは・・・
「これだけは」という一点にしぼることです!
「この先生の話、聞かなくちゃ」っていう子どもからの信頼がない状態で、あれもこれもと言ったところで響かないし、聞くはずもないんですよね。「注意したくないのに言わずにはいられない」そんな気持ちになった時こそ試してみてください。
“今はこれだけ”というのを自分の中で決めてみると、不思議と楽しさの方にも目が向いていきますよ。
実践したこと
私が実践してみたことを例にあげますね。
このクラスは全員が新入園児の4歳児でかなりハチャメチャな4月でした。
集団生活に必要なことはすべて一からで、玩具の取り合いも激しかった~(汗汗汗)
そんな中、私が“ここだけは”と決めたことは「みんなで片付ける」でした。
- ソフト積み木が保育室にあり、自由に並べて遊べる
- ままごと用のキッチンや玩具、ブロック類、人形、布類もたくさんある
- 遊んだ後の散らかりがすごい
- 補助の先生はおらず自分だけ
こんな状態だったので、まずはここから始めないと「厳しい」と思いました。片付けないことにはその後のクラス活動に入れないですから・・・
「みんなで片付け」るためにしたことの中で有効だったのはこちら。
- 時計に目印をつけて片付ける時間を見て分かるようにしておく
- 片付け開始と同時に「うわぁ~ありがとう!」「助かる~!」などなど、褒めて褒めて褒めまくる
- 終わった後に読み聞かせる絵本や遊びを知らせる
片付けやすいような工夫はたくさんしたし、もちろん細かい配慮は他にもあるんですけど、一番効果的だったのは「褒める」ことでした。
こんな表示もたくさん作ったな~

その甲斐あって、4月の間に“片付けだけ”は自慢できるくらいしっかりと身についたんです。
その他はハチャメチャでしたが・・・
そういえば、「おばけ」の力を借りたこともあったっけ。
実践から得たこと
この時期に“これだけは”と必死に実践したことって、一年間ずっと変わらなかったです。
子どもたちがきちんと片付けてくれることで何度も「助かった~」という気持ちになりました。
自分の中で、ちょっとでも“誇り”とか“自慢”に思えることがあることで仕事のモチベーションが上がるし、ハチャメチャな子どもたちがとってもかわいく思えて「すごいでしょ?見て、見て!」って気持ちでした。
振り返ると、「毎日のこと」で「全員でなんとか出来そうなこと」にしぼってみたのが良かったのかな~と思います。
園の環境やクラスの状況から考えて、まずは何に「しぼるか?」をしっかりと見極めてみてくださいね。
今は大変でも、あの時に「しぼって良かったな」と思える日が必ず来るから!
ボロボロに疲れた時は、休みくらいはゆっくりしたいよね?
クラス発表の明暗?
たぶん、この記事を読んでくれているということは新しいクラスに「不安がいっぱい」「自信がない」という状況なのかな~と想像するのですが・・・?
もしかしたら「このクラスの担任だけは嫌だった」と思った先生もいるかもしれませんね。
その気持ちはとってもわかります!!
「どうして私なの~(涙)」っていう思いをしたことの方が多かったから。
でもね、結局“同じ”でした。
自分の希望通りのクラスでも、そうじゃなくても、どの年齢でもどのクラスでも、大変なことはあるし、起きるから。一年間の保育の中で、全部が予想通りにいったことなんて一度もなかったし。
だから、とりあえず前に進もう!(応援しているよ)
保護者とのかかわりで悩む時はこちらを参考にどうぞ。