【新任】元保育士から新任の先生に伝えたい 連絡帳の書き方で気をつけること

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

新任の保育士さん、働き始めてから一週間ですね。

まだまだ慣れずに大変だと思います。6月くらいになると自分の中でのリズムも出てくるので、少しは楽しくなるのかも?それまではまさに「必死」という感じかな~

今回は連絡帳について書きますね。ぐうたらの私でも、少しは助けになれば・・・

連絡帳を書くときは・・・

誤字・脱字・ことば使いに気をつけよう

一番基本的なことですよね。

誤字・脱字が多いと「この先生、大丈夫かな」と保護者が不安になります。自信がなかったり、迷ったりしたときは調べてから書こう

「ひろう」とか「きげん」とか間違えやすい漢字があるし、「あつまる」「むかえる」など送り仮名にも気をつけてね。今、さっそく悩んでしまった方は自分で確認してみてね。

ことば使いは、話し言葉になっていないか気をつけよう。

さすがに「超かわいかったです」なんて書いてしまう先生はいないと思うけれど「ちゃんと」は「きちんと」にした方がいいと思います。

読みやすい字で書こう

これも基本的なこと。

字がきれいなのがいいということではなくて、読みやすさの方です。

字と字の間隔が空きすぎ、かなり癖のある字、字がななめ過ぎ、達筆過ぎ・・・読みにくいですよね?

丁寧過ぎて書き終わらないのも困るので、ある程度は速く、そして読みやすい字で書くのがベスト!

子どもの様子は肯定的に書こう

自分から見て困った様子や出来なかったことなど、ストレートに書けばいいというものではないです。

そもそも「みんなと同じ」だけがいいことでもないし。

「~と言葉をかけると~できました」とか「時間をかけてじっくり取り組んでいました」とか肯定的な見方で、受け止めながらかかわっていることが伝わるように書こう。

これは、ある程度の文書力というか伝える力が必要になるね・・・

園だからこそのエピソードを入れよう

どんな一日を過ごしたか?友達と楽しく遊んだか?先生とは?など園での様子は「すべて知りたい」と思うのが親ですよね。

私の経験で、2歳の男児が園庭でアリに話しかけていてその様子がほほ笑ましかったので、その様子を書いたところ「先生、かわいい様子をありがとう」と言ってくれたお母さんがいました。

ちょっとした様子でも保護者からすれば嬉しいことってあるので、何気ない仕草や言葉や行動などに気づけるようにしよう。

質問や不安には丁寧に

直接言ってくれればいいようなことを連絡帳に書く、とにかく質問が多い保護者も中にはいるかも。

「またか」「こんなことで」「わざわざ」なんて感じることも、きっとあるはず・・・

連絡帳で返答すべきことと、直接声をかけた方がいい場合があるので対応に困ったら必ず相談しよう。

決してスルーはしないこと!

書いてこない・・・

これって困るよね。

とりあえず「書いてください!」というような押しつけや無理強いにはならないように気をつけよう。

そういう保護者だからこそ、読んでもらえるようにしっかり書く!

時々、「おうちではいかかですか?」なんて質問してもいいかも。

ずっーと書いてもらえないようなら上司に相談しよう。

現役時代を思い出して例文を作ってみた

<例1>

ポカポカお天気の中、園庭をお散歩しました。「かわいい」「名前なんていうの?」とお姉さんたちに囲まれてちょっぴり驚いていましたが、すぐにニッコリ。たんぽぽをプレゼントされ「アー」「ウー」と “ありがとう”を伝えているようでした。


<例2>

「イチゴ、好き」と給食のイチゴに大喜び!たけのこご飯も大きな口でパクパクと食べました。スプーンでこぼさずすくえるようにもなってきましたね。旬のものをたくさん食べて、今週も元気に過ごしてほしいです。


<例3>

大好きなブロックで遊びました。時々、使いたいブロックが使えずケンカになってしまうこともありますが「かしてね」と自分から言えるようになってきました。「まっててね」「いいよ」と言葉でのやりとりに成長を感じて嬉しいです。かっこいい“バンバン”が完成して誇らしげな○○君でした。


ほんの一例だけど、こんな感じだったかな~

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連絡帳をスラスラ書くために・・・

 “慣れ”も大きいけれど、保育の中でどのくらい見ているか、関わっているかでも違うよね。

さすがに、人数が多いと「あの子はなにして遊んでたっけ?」なんて思いだせないことだってあるはず。

そこは担任間での協力以外にないし、時間が限られているのだから書きたいことがある子、思いつく様子のある子から取りかかろう。

「すみません。思いつかないのでお願いします。」と頼むことだってアリだと思うし、適当に書くよりは他の先生に任せたほうがいいと思います。

こんなふうになってほしいな~とか、楽しんでほしいな~、頑張ってほしいな~、という保育士の願いが保育のポイントになっていくし、その思いが自分の援助や関わりになっていくので、何も考えずに保育していたら当然、書くことなんてないのと同じ。

まだ難しいと思うけれど・・・少しずつ「ねらい」の部分をしっかりもって保育しよう。

とりあえず今は、子どもと関わる中で「かわいいな」「楽しいな」「面白いな」の部分を見つけて、それを文字にしてみるといいのではないかと思います。

そして、必ず先輩の先生が書いた連絡帳にも目を通すこと!

書き方や言い回し、表現の仕方などをお手本にするといいよ。

連絡帳の”手書き”もなんとかしたい・・・ところだけど、まだまだだろうな(ため息)


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サユリノスキコト