
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
気温が上がったり、下がったりのお天気ですが体調を崩していませんか?
連休の疲れとも重なり、そろそろ園を欠席するお子さんが多くなってくる頃かな~と思ったので、現役時代に感じていたことを書いてみますね。
休めない気持ちはよ~くわかります
お子さんが体調を崩した日に限って「今日はとくに無理」なんてこともありますよね。
仕事上の大事な日は祈るような気持ちになると思います。
お母さんの気持ちはわかるので、可能な限りは受け入れてあげたいと保育士も思っていますし、職場に電話をする前はギリギリまで様子をみるんですよ。
同じ働く者同士、休めない気持ちはわかります。
回復するためには?
私の経験から感じるのは“家でゆっくり休む”以上に回復の近道はないということです。
症状に合わせて必要があれば医師に診てもらい、後は家でゆっくり体を休めるしかないと思います。
薬を持参しながら登園し続けた場合と一日でも欠席して登園した場合では後者の方が「回復がはやい」と感じることが多かったです。長引く原因は「無理をしているから」なのでしょう。
もちろん、調子がいまひとつであることを考慮して園でも配慮していますよ。
しかし、集団生活です。給食の時間になれば、その日に決まっているメニューだし、友達が遊んでいれば自分だって遊びたくなります。家のようにはいかないのです・・・
こんな状態は無理かな・・・
ふつうの風邪でも「これは無理かな~」と感じる例をあげてみますね。
熱を座薬で下げている状態
効き目がなくなれば熱は上がります。
時間の問題なので結局、職場へ電話することが多かったです。
「午前中だけどうしても・・・」と言われて職員室で見たこともあります。もちろん病児保育をやっていない園でしたが。子どもも体が辛いと横になっていたいんですよね。
食欲がない状態
給食しかありません。とくに未満児は命と直結しやすいことも多いので、家で食べられるものを食べさせて栄養を摂れるようにしてあげたほうがいいと思います。
のどが痛い日にふだんは大好きなカレーが出たって、進むはずがないですし。
鼻水または咳が多く止まらない状態
「熱がないから大丈夫」ではないです。
お迎えに行った際に、他のお子さんの咳や鼻水に驚いたことはありませんか?
集団生活なのでうつる心配がありますよね。‟止まらない“くらいにひどい場合は家で過ごしたほうがいいと思います。
機嫌が悪い
まだ自分の体調について訴えることができない年齢のお子さんにとっては、泣くことで訴えるしかないです。そのような状態で登園するのはお子さんにとっても辛いと思います。
風邪だと思っていたのが気管支炎や肺炎など“もっとひどい状態”になってしまうかもしれません。
入院になったら、さらに大変ですよ。
園からの働きかけ
「咳がひどくて戻しそうになることもありました。」「食欲もない様子だったので、水分だけでも摂れるようにしました。」「おうちでゆっくりできるといいですね。」など「明日休んでください」とは言えないので、様子を知らせて遠回しに話すんです・・・
翌日に「うそ~登園したの?!」とビックリ仰天なことも多かったです。
私たちは、医師でも看護師でもないんですよ。
預ける保護者の方も心配でしょうが、私たちもお迎えが来るまでは心配。
悪循環を避けたい!
「子どもは治ったのですが、私の方が・・・」なんて欠席の電話をよく受けました。
家族に次から次へと移ってしまうこともよくあるんですよ~
みなさん「子どもの風邪をもらうと酷い」とおっしゃっていました。とくに、おう吐や下痢も合わさると子どもよりも長引いて辛いらしいです。
自分を守るためにも、軽いうちに休養することをおすすめします。
それと「休めないのはお互い様。移し合わないように気をつけましょうね。」と繰り返し働きかけても休んでくれない家庭も多いです。
しっかり治ってから登園したお子さんにまた移ってしまうし、新たに移るお子さんもいる・・・いつまでも、風邪引きだらけという悪循環になってしまうことも。
これは、ほんとに各家庭に協力していただかないと辛いところ。
「具合悪い時はお子さんの側に・・・」なんてことを言いたいわけではないです。保護者の方も休めるなら休んで側にいたいはずですから。
大人だって、体調が悪い時は仕事を休みたいし、無理をすれば長引きます。子どもだって同じ・・・ということです。
体調が崩れたら休養する、集団生活ということへの理解と協力、この2点を考えていただけると子どもにとっても、自分にとっても、園にとってもいいのではないかな~と思います。