【保育の防災】備えあれば憂いなし!持っておくと役立つ防災グッズ

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

9月1日は防災の日ということで、避難訓練を実施する園も多いのかな?

お疲れ様です。

私は震災を経験しました。

とくに、一人暮らしをする先生や学生の皆さんの参考になれば思い「これがあると助かるよ」「助かったよ」っていうものを紹介しますね。

とにかく水!水!水!

なんといっても水です!

自宅にいる時に、大きな地震が来たら溜められるだけ水を溜めた方がいいです(まずは安全確保ですけど)。

発生から2時間後だったかな?避難先のトイレに行くと、水は止まっていました。

水の復旧までは一週間でした

近くにいる親戚に分けてもらいなんとか乗り切りましたが・・・

水を常備する人どころか買う人もいないような地域なので、水に困る人は大勢いました。

水の配給がすぐにあるわけでもなく、配給している情報を得るまでも時間がかかることを考えれば、常備しておくべきものだし、生きるためになくてはならないのが水だと痛感しました。

震災以降、ペットボトルは常備しています。

これがあると安心!実際に役立ったもの&持っておきたいもの

ラジオからの情報以外なくなった

携帯はつながらなくなり、電気が止まるので充電もできません。

電気が復旧するまでの3日間はラジオからの情報が全てでした。

公衆電話は行列。私も並んで実家にかけましたが、通じませんでした。実家の方は、電気の復旧にさらに2日かかっていたようです。

誰かの声が聞こえるだけでも不安がやわらぐ感覚もあるので、小さくて安いラジオでも持っていると安心だと思います(電池も忘れずにね)。

携帯が使えないとどうしようもない

実家の電話番号以外に覚えていた番号はありません。

携帯に連絡先が全て入っているので “これがなければどうしようもない”って感じでした。

通話は無理でもメールは使えたという人もいましたが、私は住んでいた場所のせいなのか?まったく使えませんでした。職場とも連絡が取れず不安でしたが、とりあえず、明るいうちにと年度末の書類を仕上げていた記憶があります。

復旧してから真っ先に行ったのが充電です。

ソーラーで充電できるっていう強みは何より安心!しかもライトにもなる。

カセットコンロが大活躍!

使っているガスにもよりますが、私のところは、復旧までに2週間かかりました。

冷蔵庫が効かなくなるので、冷凍していたお肉やお魚、野菜で鍋にしたり、雑炊にしたりして冷凍していたものをどんどん消費しました。

カセットコンロがなかったら、電気の復旧までの3日間はお菓子と食パン、魚肉ソーセージ、缶詰くらいです。お湯も沸かせなかったことを考えると、食べるものにも困ったと思います。

電気が復旧してからはホットプレートも使えたので、コンロと共に大活躍でした。

水がないとトイレが流れない!

「助かった~」と思ったのはお風呂の水です。

「お風呂の水は次に使うまで流すな」と曾祖母から教えられていたのが役立ちました。

残り湯をトイレ用に使って過ごせましたが・・・正直、便秘になりました~(涙)

庭のある一軒家に住んでいる人はまだ何とかなりそうですが、一人暮らしのアパートだったら大変だと思います。「子どものオムツを広げて・・・」という人もいました。

一人暮らしだと、シャワーで済ませることも多いでしょうから、非常用のトイレはかなり助かるはずです。

臭いが防げるのは助かるし、これはあると安心!

水がないと洗えない!

体も髪も手も歯も・・・何にしても水なんですよ~

常備していても飲料用であって、余分な水はないんですよね・・・

「水が出たら絶対に大事に使おう」って何度も思いました。

ウェットシートやおしぼりは助かったし、親戚のお風呂を借りてなんとか過ごしました。

歯磨きシートは一応、サッパリしますよ。


これも常備したいな~と思っています。

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他にもあるよ! 私が今でも欠かさないもの

ラップ

お皿を使っても洗えないし、そのままでは不衛生なので、皿の上にラップをかけて食事をしました。

箸は割り箸を使ったり、ウエットティッシュで拭いたりもしました。

今も、ラップは予備がないと不安です。

乾麺

一番はそうめん。ゆで時間が短いから。

レトルトのパスタソースもないと心配・・・

食料は、とりあえず3日過ごせるようにと考えてしまいます。

ふりかけ

ご飯が炊けるようになれば、とりあえず「おにぎり」で過ごせるので「ふりかけ」は重宝します。

しかも、「おにぎり」は飽きませんでした。

お店はいつ再開するか分からないし、何が手に入るかも分からない中で、開店前から行列でした。

すぐに買い物に行った人から聞いた話では、数は制限されていて、買えたのはほとんどがお菓子だったそうです。家族が多ければ、食料の確保も大変だったと思います。

石油ストーブ

震災が起きた3月は、まだダウンを着ていたし、ストーブやコタツも使っていました。

電気がないと、石油ストーブしか使えないです。

近所の人が二つ持っているからと貸してくれたので、助かりました。

その後、災害の時に役立つと思い買いましたが、使ってはいません。 “ある”という安心感は大きいし、

冬は灯油がなくなってくると「はやく買わなくちゃ」と不安になります。

一人暮らしだったら、冬はカイロもあるといいと思いますよ。

生理用品

「終わったばかりで助かった~」と思いました。私は普段からまとめ買いです。布ナプキンもありますが、洗えないのはちょっと大変ですよね。

子ども用のオムツや介護用オムツも不安になると思います。

自分の生活に合わせた備えを

あれもこれもと常備しておけばいいものでもないし、使わずに過ごせるのがいいわけですし、何よりもまずは命ですが・・・

避難所に行くまででもない場合、何とか自分で乗り切ることを考えると、“あることで安心”なもの”役立つもの“は自分の生活に合わせて備えておくことは必要だと思います。

当時、働いていた園では、震災の3日後から子どもを受け入れました。

ライフラインが完全ではないし、交通機関も混乱しているし、余震も多い中での再開でした。

避難訓練はたくさん行いました。

「そろそろ」と言われていたので、少しは覚悟もありました。

それでも “突然”でした。

備えあれば憂いなし!

出来る備えはしておくことをおすすめします。