
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
働いている時に上司から聞いた話をコッソリ教えますね。
学生の皆さんのお役に立ちますよ~に。
実際に面接で聞かれたことがある質問。こちらも参考にどうぞ。
保育士・幼稚園教諭を採用する側の苦労
- 「面接ではやる気のあることを言うし、良い面しか見せない」
- 「少しでもいい人材を採りたいけれど、見抜くのが難しい」
- 「臨職の中から採用してくれれば助かるのに(公務員)、一から育てるのが大変」
- 「男性も欲しいけれど、さらに難しいことも多い」
そんな現場の声を聞いた経験から、採用にまつわる話を書きますね。
書ける範囲ですけど・・・
「本当は採りたいけれど採れなかった」とあきらめた話もよく聞きました。
採る側の難しさもあるんだな~って思います。
就職先が見つからないと悩む方やたくさん落ちた経験のある方、もしかしたら理由は別のところにあるかもしれませんよ?
保育士・幼稚園教諭の採用にまつわる話
「一人暮らしだと採れない」
今は、少~し上がったとはいえ・・・やっぱりまだまだ安い!
給料面での心配を考えて、実家暮らしの人を採用しているという話を聞いたことがあります。
私も、面接で「生活は大丈夫か?」という点をかなり聞かれたことがありました。
とくに臨時での採用となれば、ボーナスもないので尚更だと思います。
熱意や資質が十分にあっても、この理由で採用されなかったら悲しいですよね。
私が採用する側だったら、一人暮らしの若者の方を応援するけどな・・・
一人暮らしをする予定の場合には、面接で生活のことを突っ込まれても「大丈夫」と言えるものがあればいいのかな~と。
今は、家賃手当や研修という名の旅行がある園もあるみたいだし、首都圏だと待遇もだいぶ違いますね。田舎に比べて、家賃が高いとはいえ、生活がしやすいのかもしれません。
地方で働く、とくに安い給料の園ならば実家暮らしがいいかもね。
というか暮らせないし。ある意味、あきらめた上司の判断は正しいようにも思います。
「字が汚いと困る」
なぜ、字が汚いとマズいのか?
保護者からのクレームが来るそうです(悲)
この時代に残念ながら、まだまだ手書きが中心です。
「連絡帳が読めない!」って言われるのかな?
実際に、字が汚い先生よりも字がきれいな先生だと安心感はあるよね・・・
少しでも、くだらない(あえて“くだらない”といいます)クレームに対応するための時間を減らしたい気持ちは分かる!!
履歴書が手書きの場合、字に自信がなければ“読みやすさ”を心がけて書きましょう~
個人的にも、保育の仕事は字がきれいで損はないなと思います。
まだまだ古い体質の仕事現場ですから。
「男性も採りたいけれど・・・」
一つはやっぱり給料の問題。将来、結婚したら家族を養えるのか?
もう一つは“男だから ”という差別的なことではなくて、単純に保育現場での仕事内容にもあると思います。
「おむつ交換」「着替え」などでのクレームも実際にありました。
実習での評価が低い
同じような印象で、どちらを採用するか迷った場合、実習の成績を見るかもしれないですよ?
実践的な部分の成績が低ければ採用する方としては不安になるのも当然。
成績表の評価が低ければ、面接で「実習はどうでしたか?」と聞かれることを想定しておきましょう。
何が原因で難しかったのか?出来なかったのか?自分で分析して伝えられるようにしておけばいいのでは・・・と思います。 ←これが大事!
私も、施設実習だったかな~ 低かったはず。でも幼稚園実習の評価が良くて・・・
「初めてで分からないことだらけだった施設実習での反省を幼稚園実習で生かしました」みたいな内容で話して受かったことがあります。
実習の成績が悪かったからといって諦めないでね!
出身大学(短大・専門)が同じ
自分と同じ学校の学生を採る上司もいました。
よくあることなのか?分かりませんが・・・
上司曰く、どのように学んできたかが分かっていると安心という面があるそうです。
あと、地方都市だと”同じ地域にある学校に配慮”してという場合もあるみたい。
ということは、まったく縁もゆかりもない所に就職しようとしているのは不利ってことになるのかもしれませんよね?
実際に「地元の子を採ればいいのに」って文句を言っていた園長(公務員)もいました。
どこであれ「ここで働きたい理由」をしっかりと伝えられるように・・・ということですね。
“コネ”に負けるな!
たくさん就活していると、なんとなく感じるものがあります・・・
「もう決まっていそう」とか「手ごたえあった」とか、その“勘”は当たることが多くて「ダメだと思ったら受かった」という経験はまず、なかったです。
一番手ごたえがなかったのは、ある町の一次試験を通った後の面接。
町の議員さん5名くらいに面接されたんだけど、少しも受かる感じがしなかった・・・
公務員の試験勉強したからさ~「こんなんで終わるんだ」ってショックだった。
“コネ”的なものがある人とまったく何もない人が同じ場にいる採用試験もあるかも。
超氷河期で就職難の時代に幼稚園に就職した者としては「やりたい」という気持ちは必ず通じるものだし「最後まであきらめないで」って言いたいです。
実際に私が決まったのは3月。(汗)
私の時は「採用していただいてありがとうございます」って感じでしたが、学生の方が選べる時代ですよね。いいなぁ・・・
「私を採りなさいよ~!」くらいの気持ちでガンガン行こう!