
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
保護者対応で繰り返し同じような失敗をしてしまう先生って、いませんか?
どの園でも「この先生ちょっと危険だな」とヒヤヒヤした経験があります。
人のことを言えるほど自信はないですが、保護者対応で失敗することが多い先生は読んでみてください。
心あたりがあるかもよ?
保護者対応に失敗しがちな先生の特徴
自分が目にしたことのある状況を例に書いてみますね。
その場の空気を感じとることが苦手
話さなければいけない大事なことがあったとしても「今話せるかどうか」は、その時々に判断しないとただ「迷惑」な印象で終わってしまいます。話せるかどうかだけでなく、話していい内容かどうかも大事。
迎えに来た保護者が、早く帰りたそうにしている、急いでいる雰囲気を出している、話しの長さにイラッとしている・・・そんな状況にもかかわらず話しかけ続けていた先生がいました。
そんな状況で子どものことなんて伝わるはずもないですよね~
保護者のちょっとした仕草や視線、口調、表情・・・などにヒント(気持ち)が出ているのに、それを感じ取れないのは失敗の元。
悪気のない一言
人には“ふれられたくない部分”が存在する・・・と、私は思っています。
それは、健康や容姿のことかもしれないし、家族、過去のことかもしれないし、個人にしか分からないことですが・・・
“ふれられたくない部分”は、保護者が心配していることや必死に取り組んでいることの中にある可能性は大きいです。そこに配慮できなければ、当然失敗しちゃいますよ。
難聴の疑いで受診しているお子さんがいたとします。保護者に話す際には「難聴のことですが~」と話かけますか?・・・私なら「耳のことですが~」にします。
難聴かどうかもまだ分からない段階だし、保護者にすれば「かもしれない」だけで、かなり不安ですよね。そんな時には、言葉ひとつ細心の注意を払う必要があると思うからです。
私も、何気なく発した一言で表情がガラッと変わってしまう瞬間を見たことがありました。
身体的なことってデリケートだし、悪気がなくても相手にしたら傷つくんですよね。
それも、お子さんの身体に関することだったのですが、「なぜ怒ってしまったのか」に気づかないんですよ~言ってしまう先生って。
上司の指示(助言)を理解していない
保護者になぜ伝えて欲しいか、なぜ今なのか、どう伝えればいいか・・・「これでもか~!」というくらいにレクチャーされている先生がいました。
「いいな~そんなにアドバイスしてもらえて」と思うほどでしたが、上司からすれば「この先生にはこれくらい指導しないと無理」なのでしょう。
保護者対応で想定外なんて当たり前。
助言を理解するのは最低限。そこから、しっかりと自分の中に落とし込まないと無理です。
どんなに的確な指導であっても、言われたことを言われた通りに伝えただけでは、失敗しますよ~
こちらの記事も参考にどうぞ。
保護者対応に失敗しないために気をつけること
ちょっと上から目線ですが・・・書いちゃいます。
自覚をもつこと
自分は保護者対応が「ヘタなんだ」と自覚してください。
自覚があれば「気をつけよう」「勉強しよう」「教えて欲しい」という謙虚さをもてます。
「自覚」がないと成長もないです。
失敗から学ぶこと
なぜダメだったのか、何が足りなかったのか、次どうするか・・・それを言葉にして言えますか?
この「言葉にする」ということが、失敗の多い先生には苦手な印象だし、周囲で起きたトラブルにも「自分じゃなくて良かった」程度にしか感じていない印象があります。
失敗というある意味チャンスを生かさなければ、成長はないです。
考えるクセをつけること
失敗の多い先生って、考えていないです。
考えていたとしてもズレています。
人の真似をしたところで“自分だけのもの”がなければ、千差万別の保護者に対応しきれないですよ。
そのためには絶えず自分で「考えること」です。
”自分だけのもの“って何?・・・って思いました? ←そこを考えるの!自分で考えて見つけるの!
「もうやりたくな~い」と言う時には、こちらも読んでみてね。
「分からない」は要注意!
注)責めているわけでも馬鹿にしているわけでもありません。
ここまで読んで「意味が分からない」と感じたのであれば、要注意!!
なぜなら「分からない」先生を支える側の先生の方がキツイから(涙)
おそらく「分からない」先生は支えられていることにも気づいていないから(悲)
完璧な人なんていないし、誰だって失敗するでしょ?・・・その通り。
ただ“同じことで何度も失敗する”というのは、本来ならばないことだと思うんです。というか、ないですよ!
「何度も失敗した原因はどこにあるんだろう?」
偉そうに書きましたが、私も何度も失敗しては考えるを繰り返してきました。
これを読んでそう思えたのならば、また半歩、一歩と進めるはずだし、前よりも同じ失敗をすることはないと思うので、今までの失敗を大いに生かそう!