
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
保護者との関係って難しいですよね。
担任だと、嫌でも一年間はお付き合いをしなければいけないことを考えると、そのストレスはかなり大きい・・・ちょっとした出来事や何気ない言葉でこじれてしまうことだってあるし。
私なりに気をつけていたことを書くので、悩みの種が少~しでも減ってくれたら嬉しいです。
「アンケート」もストレス。
私が苦手だった保護者&気をつけていたこと
園での様子を受け入れない
こちらも仕事上伝えなければいけないことがあって、「こんな様子が園ではありますよ」ということをお伝えしても聞く耳のない保護者は苦手でした。
子どもを庇うようなフォローをしたり、認めなくないのかまったく関係のない話に変えてきたり・・・我が子がかわいいのも聞きたくない話であることも分かるんですけどね。そこから何も進まない~
私なりの対処法としては、このタイプの保護者には“実際にその様子を見てもらう”が一番効果的。
目の前の現実を見れば、少しは先に進むかも・・・に期待。
あとは、普段からできるだけ子どもの様子を話しておく(プラスの話題)ことを意識していました。
何でも人のせいにする
夫に親に、職場、園、担任・・・何かあればすべて周りのせい。
ちょっとした忘れ物について伝えても「忘れていました」「すみません」で済む話が、なぜ忘れてしまったのかを延々と人のせいにして言い訳のオンパレード・・・「ありがとう」も当然ないです。
そんな保護者には、とにかく自分がミスをしないように注意することにしていました。
渡し忘れているものや伝え忘れていることはないか?親切すぎるくらい丁寧にかかわるようして、些細なことでもこちらが「すみません」と言っておくようにしていました。
いつ、自分のせいにされるか分からない恐怖との戦い・・・
とくに子どもの怪我には気をつけたな~
子どもの話をすべて信用してしまう
子どもは成長と共に知恵がついて、自分にとって都合のいいように嘘を言うこともあります。
園での様子について、すべて子どもの話を信用されると、ちょっと・・・
実際に「こんな話を信じたの?」と驚くようなこともありますからね~
保護者には、あらかじめ「子どもの話が全部正確であるとは限らないので、少しでも疑問に思うことがあったら聞いてほしい」と伝えていました。経験上、それがベストでしたよ。
ため口
自分よりも絶対に年下だと思うからなのでしょうか?そもそも敬語を知らないんでしょうか?
はじめから「ため口」で話してくる保護者に常識的な方はいませんでした。
私の対処法としては“絶対に敬語で返す”です。
話しやすいとか気さくだとかは別問題。
「先生、何歳?」「結婚してるの?」「子どもいるの?」などとプライベートについても色々と探りたがる保護者も苦手でした。
例外で、敬語でない方が話しやすそうな子どもの兄弟や祖父母という場合はあるので、その辺は臨機応変にかかわるしかないですね。
提出物を出さない
書類や集金の期日を守らない保護者、必要なものを用意できない保護者・・・忘れただけならいいのですが、あきらかに確信犯的な保護者もいるので、困りますよね。
その場で記入してもらうようにしたり、自分以外の先生から声をかけてもらったりもしたけれど・・・対処法があったら、教えてほしいくらいです。
周囲を巻き込む
要は一人だと何もできないんでしょう。
そういう保護者が一定数は存在するものだと思うので、気にしません。
私が気にするのは、巻き込まれる保護者の方です。
子どものケンカは仲裁できても、保護者同士のトラブルになるとこちらも難しいので、先手を打っておくことも時には必要。
巻き込むようなきっかけを作らないように・・・巻き込まれないようにしていくためにはどうするか?を考えたな~ 行事の度に保護者のグループ分けや席にも配慮しましたよ。はっきりいって子どもの席を考えるよりも面倒。
未然に防げるトラブルは防ぎたいという気持ちからでしたね。
個人面談についてはこちらをどうぞ。
こんな時は要注意!
保護者対応について要注意したい”時“があります。
知っていて損はないと思うので、ぜひ意識してみてください。
職場を変えたばかりの保護者に注意
周囲の環境が変わった時って、落ち着かないですよね?
とくに職場が変わった場合は、気疲れしていることも大きいのでしょう。
新しい職場で働き始めた時にクレームが多くなります・・・そういう保護者をよく目にしました。
なので、環境が変わったばかりの保護者には明るい話や楽しい話、そして「大変ですよね」という言葉をかけるように意識していました。
「子どもの様子は変わりないので安心してくださいね」という話もすると少しはホッとしてもらえるような気がします。
職場を変えることの多い保護者もちょっと配慮が必要なことが多いので、こちらも気をつける“時”ですよ。
季節の変わり目に注意
「季節の変わり目はモンスターペアレントが騒ぐ」
これは、以前勤めていた園の園長先生から聞いた言葉です。
「春になると不審者が増える」みたいな感じかな~とその時は思いました。・・・が、実際に振り返るとその通りなんですよね。
新年度の始まり、運動会、お遊戯会、卒園式・・・園の行事で大きなことはだいたい季節の変わり目にあることも多いです。「行事の度に騒ぐんだよな~」と感じていたのは、そのせいもあったのかもしれません。
ちょっぴり季節の変わり目はネガティブになってしまいますが、「季節の変わり目だから仕方ない」と割り切れば必要以上に悩まずに済むかもしれないですよ。意識したかしないかでも変わってくるので、私流のコツといえばコツでした。
「家族は同じ」と心得よう!
「母親はすごくいい人なのに」「父親は話しやすいのに」「おばあちゃんは優しいのに」・・
そんな風に感じたことはありませんか?
私は「家族はみんな同じ」だと考えています。
どっちがいいとか悪いとか、誰はいいのに誰は悪いとかはなく”同じ“だと思ってかかわるようにしていました。一緒に生活できるのだから。
自分の家族や信頼する友達、大事な人に当てはめて想像してみてください。
理不尽な苦情を言う人、決められたルールすら守らない人、「ありがとう」や「ごめんね」の気持ちのない人と私は一緒にいられないなぁ・・・
なので、「母親に話せば分かるかも」「父親になら話せるかも」そんな甘い考えは捨てましょう~と伝えたいです。
夏が終われば、運動会準備で忙しくなるでしょうね。
季節の変わり目”秋“ですヨ・・・この記事が少しはお役に立てますよ~に。
疲れた時は自分の時間を大切にね。