
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
保育園編に続き、幼稚園の日誌の書き方についてまとめました。
「何も書くことがない」「分からない」時の参考になれば嬉しいです。
ポイントの違いを比較するために、保育園実習の記事にも目を通してくださいね。
こんなところをよく見れば書ける!
保育園は主に発達の違いや生活面に関しての記入が多くなると思いますが、幼稚園は「遊びの充実」「活動の様子」というところをしっかり見るようにしましょう。
まずは、登園してからの自由遊びの様子です。
色んなごっこ遊び、ルールのある遊び、遊びに使うものを作る、なりきって踊るなど、それぞれが好きな場所で楽しんでいる様子から感じたことを書いてみましょう。
どのくらい楽しんでいるか?友達とのかかわりと合わせて見てくださいね。
好きな遊びを充実させるための環境作りにも目を向けましょう。
コーナーに仕切られていたり、遊びに使うものを取り出しやすいようにしていたりと子どもが主体的に遊べるような工夫がされているはずです。
そして、「こいのぼりの製作」や「フルーツバスケット」など、その日の中心となる活動と保育のポイントをしっかり見るようにしましょう。
保育のポイントとは教師の「ねらい」です。つまり、教師が一番大切にしていたことは何か?について考えながら見ると、日誌に書くことがたくさん見えてきます。
こいのぼりの製作を例にすれば「のりの使い方」に重点を置いていたなら、指の使い方や適切なのりの量、布巾の使い方なんかを知らせますよね。
「自分なりの工夫」に重点を置いていれば、子どもが表現しようとしている様子に対しての援助になるので、意欲を引き出せるような言葉かけや発想を実現するための援助をするはず。
活動によって大切な“ポイント”が必ずあるので、その部分に気づけるまとめやすいですよ。
さらに、こんなことも書いてみよう
保育園では発達の違いを見ようと書きましたが、幼稚園では友達とのかかわりに注目してみましょう。
年齢によってかかわりの深さがあるので、その違いを見つけてほしいです。
ケンカを例にすると、3歳児なら教師が間に入って橋渡しをすることが多いし、4歳児なら相手の気持ちに気づかせるような援助をするだろうし、5歳児なら自分たちで解決する様子を見守っていく・・・そんな年齢に合わせた援助に気づけるといいですね。
また、個別に配慮を必要とする子どもも中にはいるでしょう。
「手が出やすい」「意に沿わないと暴れる」「周囲に暴言が多い」など実際に自分にも、どうかかわればいいのか戸惑うようなことが起こるかもしれません。
戸惑ったり、困ったりした時はチャンス!
そこから何を学んだかが大事です。学んだ部分をしっかりまとめてみましょう。質問だって大歓迎ですよ。
幼稚園ならではの子どもの様子も見てね
保育園だと保護者と一緒にクラスまで来ますが、幼稚園は玄関までのところが多いと思います。
自分の持ち物は自分の場所に、シールを貼ったり連絡帳を出したりと登園時の流れにも目を向けてみてください。
そして、幼稚園はバスで登園するお子さんもいますよね。
バスの添乗はないかもしれませんが、乗る機会があればバスの中の様子も記入するといいですね。
幼稚園は行事が多いです。
保育園よりも保護者も参加する行事がたくさんあります。
実習の中でも、何かしらの行事に参加する機会があるでしょうから、子どもたちの様子だけでなく先生の進行や準備、片付けなどを見て感じたことも書くといいと思います。
保育園よりも先生の人数が少ないので、事前の準備や話し合いをしっかりと行っているはずですよ。
そして、給食ではなくお弁当になります。
お弁当を注文できる幼稚園も増えていますが、家から持って来るお弁当が多いと思います。
子どもは実習生のお弁当にも興味津々かもしれませんね。
指導計画案は子どもの様子から考えよう!
遊びの様子から、子どもがどんなものに興味があって、何を楽しんでいるのかを掴めば、部分や半日、全日実習のヒントになります!
「ルールのある遊びを楽しんでいるな」とか「勝敗がつく遊びを好んでいるな」などと感じたら、「チームに分かれて競うような活動にしてみようかな」・・・と指導計画に生かしてみましょう。
なぜ、この活動にしたのか?が明確であれば、日誌の反省もすぐに書けますよね。
実際の現場で感じたことを計画に生かしてみれば、より学びの多い実習になると思いますよ。
私は、幼稚園実習がとっても楽しかったんです~
たしか・・・製作活動で折り紙を使ってTシャツを折ったような記憶が。先生方が見に来るので、緊張するんだけど、楽しかったな~ その時にいただいたアドバイスは今も覚えています。
皆さんにも「この仕事を選んでよかった」と思える実習にしてほしいな・・・
責任実習の参考にどうぞ。
持っていれば心強いですよ。