【子育て】元幼稚園教諭が伝えたい おむつが外れない?幼稚園での“おもらし”は心配いらないよ!

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

オムツのまま入園になったお子さんもいると思いますが、園での“おもらし”って心配になりませんか?

お迎えの時、自分の子だけ荷物が多いと「あらら~」なんて思ったり。

「そんな心配は必要ないです」ってことを書いてみました。

入園前におむつを外したい

入園前になって、自分の子だけがオムツだと気づき慌てて外そうとする保護者がいます。

その気持ちは分かるんですけどね・・・

慌てて外したものだから、もちろん園ではモレます。

オムツは2歳で外れる子もいれば4歳になって外れるお子さんだっているし、よく言う“個人差”。

ベテランの先生が「昔はみんな外れていた」と言っていましたが、最近はたしかに「多いな」「遅いな」という印象はありました。

“おもらし”なんて気にしないで

トイレに付き添ったり、介助をしたりする必要がないので正直、先生側だって外れていると助かります。

トイレの補助をしてくれる先生がいるのであれば安心ですが、一人で担任していると大変です・・・今は、人手不足の園も多いので。

でも、何とも思いません!

「毎日すみません」「お手数おかけしました」と言ってくださる保護者もいますが、何とも思っていませんよ。さすがに下痢となると処理が大変ですが(汗)

先生側にとっては、おもらしなんて日常的な事の一つにすぎないです。

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“おもらし”よりも気にしてほしいこと

着替えがない!

汚れた洋服を入れるビニール袋がない、体を拭くタオルがない、パンツがない、靴下がない・・・

園には貸し出せる服もありますが、数に限りがあるし、ちょうどいいサイズのものがないことだってあるし、とくに衛生的な面でパンツがないのが困るんですよね~

服と同様に洗ってお返しする園もあれば、パンツだけは買い取りで100円もらうことにしている園など貸し方は様々だと思います。園の決まりとはいえ、私はパンツを貸すのには抵抗がありました。

おもらしに不安があれば着替えをたくさん用意してほしいです。

そして、翌日も着替えた分を忘れずに持たせてくださいね。

”おもらし”よりも気になる保護者の言葉

「またですか?」

もらしたのは先生ではないし、トイレに行くように促したり誘ったりしていても、もれる時はもれるのです。

数十名で一緒に過ごしている中で、漏らす心配があるお子さんには個別に何度も声をかけているんですよ。

「家に帰ったらもれていました」

気づいてくれなかったの?と言いたいのかもしれませんが、降園前は必ずトイレに促しています。

園でもれたという確信があったのなら、お子さんに「そういう時は先生に言うんだよ」と話してあげてほしいな~

ちなみにですが、どこでもらしたのか分からない場合も困るんです。拭いたり、消毒したりする必要があるので隠さずに知らせて欲しいな~って思うんですよね。なので、自分から伝えやすいような雰囲気作りにも努めているんですよ。

「また洗濯が増える~」

もう一度言いますが・・・もらしたのは先生ではないです!

保育中に他の子どもたちを見つつ、こちらも着替えや掃除をしております・・・

「家ではもらさない」

遊びに夢中になっていたり、使い慣れていないトイレに抵抗があったり、「トイレ」と言い出せなかったりと理由は様々でしょう。家とは違いますから。

繰り返しになりますが「そういう時は先生に言えば大丈夫だよ」と話してあげてください。

それぞれ家庭の事情も違えば家事の忙しさも違うでしょうから、大変なのは分かるんですが・・・

このような言葉が聞かれる保護者のお子さんに「”おもらし”が多かったな~」「時間がかかったな~」という感があります。不思議だな~

”おもらし”にイライラしない方法

園で”おもらし”をしても「そんな日もある」「まだ外れたばかりで仕方ない」くらいに気楽に気長に考えませんか?

「先生に迷惑かも?」なんて思う必要はまったくありません。

「すみませ~ん。ありがとうございました~」なんて言ってもらえるだけで十分。

どちらがいい悪いではないのですが「お母さんの仕事が増えて嬉しいわぁ」とニコニコしていたお母さんもいましたし、「トイレに行けっていったでしょ!」といきなり怒鳴ったお母さんもいました。

子どもだって恥ずかしかったり、言いづらかったりと楽しい嬉しい思いはしていないはずです。そんな時にかけてもらえた言葉って忘れないものだと思うんですよね・・・

”おもらし”って自己肯定感を育む大チャンス!

子どもってお母さんの顔をよーく見ているんですよ。

ガッカリ、イライラ、クヨクヨよりも「こんなのまだまだ~!」「つぎつぎ~!」と明るくいきませんか?

おもらし=チャンス到来って考えてみてください。

私も現役時代にだいぶ救われました。子どもの反抗期やらイヤイヤ期と日々、向き合うことが仕事でしたから。

自分の中で「チャンス到来~」「待ってました~」と思うだけで、きっと口角が上がりますよ。


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