【子育て】元幼稚園教諭から見た決め手となる5つのポイント!失敗しない幼稚園・保育園の選び方

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

園児募集が開始となる前に、参考になればと思い書きますね。

保育園は選ぶどころか入れるかどうかも厳しいのでしょうが・・・

できるだけ多くの園を見学して、子どもに合った園を選びたいと考えている方やどこにしようかと悩んでいる方の参考になればと思います。

どんな園に入れたい?

  • 「自宅に近いところ」
  • 「近所の子どもたちが多く入園しているところ」
  • 「行事が少なくて楽そうなところ」
  • 「自分が卒園した園」
  • 「英語教室や体操教室があるところ」
  • 「お弁当を作らなくていいところ」


・・・家庭の事情や教育方針によっても違うだろうし、選ぶくらい園がないという地域だってありますよね。多ければ、多いだけ迷うことにもなるのでしょうが。

選べる環境があるのであれば、私は絶対に選びます。

公開保育の機会や見学できる日があれば参加して、自分の目で確かめてから決めたいです。

私が選びたい理由

すべてにおいて土台となる時期です。

家庭から離れ、社会への一歩目です。

一日の大半を過ごす場所になるんです。

その環境を選べるのであれば当然、選びますよ~ 少しでも楽しく過ごさせたいから。

自分が保育士や幼稚園教諭としての経験を経ての目線でしっかりと考えて決めます!

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ここを見よう!決め手となるポイント!

「自分だったらこんなところを見る」という勝手なポイントをあげてみますね。

十分に遊んでいるか?

ここを一番重視します。

それぞれが自分の遊びたい遊びをしっかりと楽しんでいるか?

行事やなんとか教室が充実していようがいまいが、立派な作品が飾ってある、玩具や遊具が充実している、そんなことはどうでもよくて・・・

子どもにとって大事なことは日々の遊び以外にない!と思うので、私は遊びを一番に考えます。

経験からですが、仕事に追われていると、一番しわ寄せがいってしまうのが日々の遊びでもあるんです。そこを疎かにしていない園ならば信用できるし、“遊び”って簡単なようで一番難しいところでもあるんですよ。

はっきりいって、なんとか教室をしていた方が楽です。(私はね)

園児が遊びに夢中になっている園に出会えたら、迷わず決めます!

生き生きとしているか?

子どもじゃなくて”先生が”です。

先生といってもその園の中で一番若い先生が生き生きとしているか?を見ます。

若い先生が笑顔もなく、孤独な様子でつらそうに働いている職場にいい園はないです。

自分のクラスの子どもに限らず、情報を共有し合って、理解し合って保育をするんです。

信頼し合っている先生同士であれば、目で話せますよ。

意思疎通が出来ていれば雰囲気も明るいし、自然と笑顔になれるはず。

一番弱い立場の若い先生が楽しそうに働く園であれば、子どもも楽しく過ごしてくれること間違いなし!

園内は清潔か?

新しいとか立派だとかは関係ないです。

集団生活、しかも子どもなので、汚れたり散らかったりしていても当然。

その中で掃除が行き届いているのは”意識“の問題です。

公開保育の前日は、きっとどこの園でも掃除をしているはずです。

でも、普段から意識をしていないと、気づかない場所ってあるんですよ・・・

私なら、子どもが使うテーブルの淵やロッカーの角、お手洗いの鏡、ピアノの下などに目が行くと思うな~(笑)

掃除が行き届いていると、子どものことにもよく気が付いてくれそうな気がするし、何より集団生活を送るためには清潔感があると安心します。

新しい絵本があるか?

古い絵本ばかりであったり、ボロボロだったり、冊数が少なかったり・・・

私はちょっと気になります。

言葉の発達が目覚ましい時期だし、想像力も養いたいし、本とたくさんふれ合ってほしいと思うので。

毎年新しい絵本を購入している園は、子どものことを考えている証拠です。

「本も買えないの?」と思う人もいるかもしれませんが、実際は厳しいところが多かったです。

予算がないと絵本なんて後回しになってしまうんです。それと同じで、花や植物が多い園もいいと思いますよ。

先生用の棚には先生が自分で買っている私物が多いので、私なら、子どもが自由に見られる本棚に注目します。

子どもが受け入れるか?

可能であれば、お子さんと一緒に行ったほうがいいです。

子どもがすんなりと入って、溶け込めれば言うことなしですが・・・

稀に「玄関にさえも入ろうとしなかった」というお子さんもいます。

逆に「他の園では泣いてしまって大変だったんです」と話す方もいました。

何か“勘”が動くんでしょうね~「ここには入りたくない!」って。

実際に園によっても、雰囲気がまったく違いますし。

子どもが嫌だと感じたのであれば、自分は「ここにしたい」と思っても、私なら子どもの気持ちを信じます。

だれでも気づけるようなポイントとしては、大まかですが、以上の5つをあげてみました。

私の勝手な考えですが・・・子どもにとってはいいポイントであると自負しています!

“いいところ”知っていますか?

お子さんの好きなことは何ですか?得意なことは?興味があることは?

短所に見えてしまうことも、実は長所なのかもしれないですよね・・・

お子さんの短所というか、直したいな~と感じているところを補ってくれそうな園を選ぶのではなく、この園に入ったらもっと伸びそうだという視点で選んだ方がいいと思います。

自分の経験としては、お子さんのいい面を知らない、気づいていない、という方に失敗している場合が多い印象です。

慣れないことや問題行動などを先生や園のせいにされても苦しいです・・・何より、合わない場所で過ごす子どもがつらいですよね(涙)

私は、モンテッソーリ教育の園でも働いていました。

伸びる子だってたくさんいますよ。もちろん。でも、「この子は外で思いっきり遊ぶ方が合っているのにな~」、「縦割りのクラスよりも同年齢でのかかわりの方が伸びそうだな~」なんて、子どもを見て感じたことも何度もあります。

誰もが“藤井聡太君”ではないんですよ。ハートバックを100個も作りませんよ(笑)

楽しいことをしている時の笑顔と目の輝き、時間を忘れるほどの集中力は自分と合う環境でこそ生まれるものです。

園を選ぶ前に、お子さんのことをじっくりと考えてみるのが失敗しないコツとも言えるのでは?

お子さんにとって最高の環境が見つかりますように・・・

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サユリノスキコト