
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
お子さんの入園が初めての保護者にとっては、不安や心配が膨らみますよね。
元保育士・幼稚園教諭の経験から入園式のNG行動について書きました。
こちらの気持ちもちょっとだけ、知っていただけると助かります・・・
先生だってドキドキです
お互いほぼ初めて同士になるからには、先生の方も緊張しているんです。
入園式は両親で参加する家庭が多く参加人数も多いし、ビデオで撮られているし、当然泣いてしまう子どもだっているし、予想外のトラブルだって起きます。
正直「早く終わって~」「何事も起きませんように」と祈るような気持ちです。
そんな先生側の気持ちと共に、気をつけてほしいことを書きますね。
話を聞いてほしい!
誰の話でも静かに聞くこと!
入園式に限らずですが、 おしゃべりが止まらない保護者は迷惑です。
式後のクラスごとの集まりでは、とくに聞いてほしいことを話すはず。
駐車場の使い方、送り迎えの際の決まりごと、休みの連絡の仕方、今後の行事のことなど事前に「これは必ず伝えましょう」と職員会議で話し合った内容なので、しっかりと聞きましょうね。
聞いていない方ほど、忘れ物が多かったり、「知らなかった」になったりするんですよね~話を聞いていないせいで、困るのはお子さんになる場合もありますよ!
私くらいに厚かましくなると、へっちゃらなのですが・・・新任の先生や若い先生は「静かにしてください」なんて言いにくいものです。
その辺を察していただけると助かります。
下の子はしっかり見てほしい!
下の子どもも一緒に連れて行くのであれば「ほったらかしにしない」こと!
座っていられず勝手に動き回るのをただ見ているだけ、泣いても騒いでも席を外さない、お菓子を食べさせるなど・・・「自由に子育てしていて素敵な家庭ね」なんて思ったことはないです。
後ろの席を選ぶとか小さめの絵本を持参するとか、落ち着いて過ごせる工夫を考えておくといいと思いますよ。
とはいえ、普段とは違う場所と雰囲気なので騒ぐようなことがあっても仕方がないです。
帰り際にでも「うるさくしてしまいすみませんでした」の一言があれば印象も違ってくるはずだし、何がなんでも静かにさせてほしいとはこちらも思っていないので、そこは心配しすぎないでくださいね。
この日の”主役は入園する子ども”だということを忘れずに~
無理をさせずに付き添ってほしい!
泣いて離れられなくなった場合は付き添うこと!
泣いても先生に任せられる場合はいいと思いますが「お母さんも一緒にどうぞ」と言われた場合は、一緒にいるようにしましょう。
「ビデオを撮りたいから」と無理やり置いて行った保護者や泣く子に付き添うのはみっともないといった様子で先生に預けていく保護者がいるんです。
初めての行事だし入場シーンを見ていたい気持ちもわかりますが、ビデオや自分のプライドよりも不安な気持ちでいる子どもに付き添ってあげてほしいです。
泣いて離れないなんて入園式だからこその「思い出」ですよ。
卒園式は保護者の方が泣くのですから・・・
お互いに協力し合う気持ちで
この日はこちらも配布物や連絡事項、式の段取りなどでバタバタしがちになるものだし、スーツを着て動き回るって普段のエプロン姿とは違い、疲れるんですよぉ(汗)
そんな日に、感じのいい保護者の方が一人でもいると、とっても救われた気持ちになります。保護者の方からはじめに挨拶されただけで感激!
お互い協力し合う気持ちで参加していただけるとスムーズに進行できるし、話を聞いてくれる保護者が多ければ、心強いし安心できます。
私の経験上、最初の「話せばわかってくれるかも」という印象って、嬉しいんですよね~
さらに、帰り際に「明日からよろしくお願いします」「ご迷惑をかけると思いますが~」なんてわざわざ挨拶されれば「頑張ろう」と思えるし、疲れも吹き飛びます!
お互いにいいスタートを迎えられる式になるといいですね。