【保育の仕事】保育に悩んだ時にヒントが見つかる本 「誕生日を知らない女の子」

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

保育に関する仕事をしている方に読んでほしい本を紹介します。

「本を読むのは苦手」「読んでいる時間なんてない」という方でも、読み始めれば止まらないくらいの衝撃のある本です。私はその日のうちに一気に読み終えました。

「誕生日を知らない女の子  虐待─その後の子どもたち」

フリーライター・黒川祥子さんが書かれた本で、集英社の2013年第11回「開高健ノンフィクション賞」受賞作。


虐待されていた子どもたち、子どもたちのその後について取材されており、養護施設やファミリーホームに足を運んでの記録です。

以前から虐待児や里親など関心がり、養護施設で働いてみたいと考えたこともあったのですが・・・

想像以上でした。

お風呂に入る、食事をとる、眠る・・・

日常のことについて考えたことってありますか?

今、自分が感じることや出来ること、身につけてきたことってあまりにも普通すぎるけれど、実は当たり前ではなかったのかもしれない・・・

父や母が一緒にお風呂に入ってくれて、頭を洗ってくれて、洗濯した着替えを用意してくれて、洗濯して・・・マメにオムツも替えてもらったんだろうな。

「今夜、何食べたい?」って聞かれて作ってもらったご飯も「おかわりあるよ」「もっと食べたら?」そんな食事の会話も当たり前の様でそうではなかったのかもしれない・・・

旅行の楽しみ方や外食の仕方にしても・・・当たり前ではなく積み重ねと経験の結果。

自分の過去を振り返ったり、家族との関係を考えたりして、感想を書こうと思ってもうまくまとまらないです。読んでみないと伝わらない部分が大きいです。

保育に悩んだ時のヒントが必ず見つかる!

「丁寧に保育しましょう」

「一人ひとりを大切にしましょう」

「保育の質をあげましょう」

よく聞かれる言葉ですが、実際そのためにはどうするの?と感じた時や自分なりに頑張ってはいるけれどこれで正しいのか?と悩んだ時、保育が嫌いになりそうな時、辞めたいと思った時、なんか疲れてしまった時・・・

そんな保育での行き詰まりや答えが出ない迷路に入り込んでしまった状態の時に読んでみてほしいです。ちょっとは明かりが差し込むような気がします。


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