
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
張り子で鬼のお面を作ってみました。
じっくりと時間をかけて作ってみたいな、挑戦してみたいな・・・というクラスにおすすめします。
数日かかるので、余裕と計画を大事に取り入れてみてくださいね。
未満児クラスにはこちら。
張り子で作る鬼のお面の作り方~1~
まずは、風船を顔の大きさくらいに膨らませます。
そしたら風船の全面に新聞紙を貼っていきま~す。

これを3回繰り返します。
下の写真のように風船の色が見えなくなるくらいに貼るといいですよ。

あらかじめ新聞紙をたくさん切っておくことも必要だし、何より子どもの根気が必要。
やる気になるような言葉かけをして盛り上げましょう~「めんどくさい」「やりたくない」になってしまうと先が長い分、ツライのよね・・・
新聞紙は広告紙とかで箱を作っておいて一人分ずつ入れてあげるとやりやすいです。個々のスピードが違うし、少しでも手元に近い方が作りやすいので。

それと、貼る時に風船が動かないように厚紙をクルッとしたものを使うと便利です。

これに名前を書いておくとだれのものかも分かりやすいですよ。
新聞紙が乾いたら、次は障子紙です。(一日乾かしました)
新聞紙の上に貼っていきましょう~ 和紙だと高いので、私は障子紙でした。

これは2回繰り返しています。
子どもたちもかなり慣れてくるので、スピードも早くなっているはず。
さらに一日乾かして、お面の土台の完成!

ここまで、順調に行けば二日・・・
節分に読み聞かせたい絵本もどうぞ。
時短にするポイント!!
貼る活動がとにかく大変だと思います。この土台をいかにスピーディーに終わらせるか?がポイントになるので、参考にしてくださいね。
私は水に溶いたボンドを使いました。
そして、絵筆は使いません。

筆だとムラが出来やすくて、乾いた時にはがれやすいんですよね・・・
新聞紙を浸せるくらいの容器を用意して浸す、貼る、浸す、貼る・・・筆よりも確実で早いし、3回繰り返すのも一日で達成できると思います。
何をどのくらい用意して、何があれば活動しやすいか、時間の目安などが把握できるので、見本用に自分でも作ってみてくださいね。
けっこう新聞紙も障子紙も使うので、人数分を切るだけでも大変。
こういう時に実習生がいて、手伝ってもらえると助かったな~
張り子で作る鬼のお面の作り方~2~
では、作り方の続き。
障子紙が乾いたら、風船を割ります。割るというか結び目をハサミで切ればOK。
形がそのまま残ったら半分にします。

子どもが一番喜んでくれるのが風船を割る時なので、「大成功~!!」って感じに大げさに演出してみてくださいね。
ここまで来ればとりあえずは、一安心。
あとは好きなように仕上げましょう。
私は目や口を切り取って、角をつけて・・・

絵の具で塗りました・・・

3日間かけて完成!!
ハイ、久しぶりに作ってみて「やっぱり、これ大変だったわ」って思いました(汗)
簡単に作れるお面はこちら。一日で作れます!
張り子で作る鬼のお面の飾り方
個人的には「お面」として使うよりも飾るほうが好きです。
子どもたちが作った“パワー”で鬼を追い出せるような気がするので。
飾る時はこんな感じでビニールテープを使うといいですよ。

完成までに時間はかかる分、素敵な作品になるし、感激してくれる保護者も多かったです。
残った張り子は?
風船を割って半分にしたので、もう半分の張り子がありますよね。
私の使い道は二つあって・・・
一つは、失敗した時の“保険”です。
目や口部分を切り取る時に「破けた」「壊れた」ってなる子もいるかもしれないし、そもそも風船がきれいに割れない子もいるかもしれない・・・ので、捨てるわけにはいきません!
もう一つは、卒園関係の製作です。
ピンクに塗って桜の花びらっぽくしたり、好きなように模様を描いて気球にしてみたり・・・あらかじめ計画しておけば一石二鳥!せっかく時間と労力をかけて作ったのに、もったいないという一心です。
全員分残るとは限らないかもしれませんが、ぜひ残りの半分の使い道も工夫してみてください。
こちらもどうぞ。お正月休みの間にある程度計画をたてておくと自分も楽になります。
卒園式まであっという間。