【保育の工夫】元幼稚園教諭がおすすめ 簡単に作れて子どもが喜ぶ遊びのアイテム

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

あたたかくなって、園庭で遊ぶのが気持ちいいでしょうね。

タンポポを摘んだり、四葉のクローバーを探したり、ダンゴムシを見つけたり・・・

新入園児もだいぶ慣れてきたのではないでしょうか?

”みんなで使う物”が多い園生活の中で”自分のもの”があるとより嬉しい気持ちで遊べると思うので、廃材を利用して簡単に作れるアイテムを載せますね。

廃材で簡単に作ろう

2Lのペットボトルを切って、ビニールテープを張っただけ。ペットボトル自体に切り揃えやすいへこみがあるので、印をつけなくても切りやすいです。カッターを使わず、いきなりハサミだけで切れますよ。

切りたい場所の少し上からズボッと刺すように切っていけばOKです。残った反対側の淵にもテープを巻いておけば、ジョウゴとして水遊びにも使えますよ。


牛乳パックを切る時は測った方がきれいです。持ち手は、スズランテープを三つ編みにしましたが、適当なものが家になかっただけなので、穴を通せて丈夫そうな紐なら何でもいいと思います。

一つ穴パンチを持っていると何かと便利です。


プリンカップはモールをテープでとめただけ。最高に簡単です。

モールって子どもにとっては魅力的なんですよね。こんな簡単な物でも喜んでくれます。

園のバケツやシャベルなどは数に限りがあるので、何か一つでも”自分のもの”があると安心して遊べるのではないかと思います。「何をいれようかな~」と入れるものを探したり、集めたりするので虫や草花にも目を向けやすくなるのでは?

園庭で摘んだお花を入れたり、虫を捕まえたりと安全なものであれば何でも好きなように入れて、楽しませてあげたいですね。

こんな感じで、使った残りの包装紙やポリでくるんであげればさらに喜ぶと思います。

輪ゴムで止めてあげるだけでも持ちやすくなりますよ。輪ゴムなら、エプロンのポケットにも入れやすいので、その場で花束の完成です。

「お花屋さんごっこ」や「フラワーアレンジメントごっこ」なんていうのも楽しそう~

広告紙のバックは財布の折り方です。手を出し入れする部分を折っておくと、入れやすくなります。

ハンドバックにしたり、肩掛けにしたり、長さは好きなように調整してください。ペットボトルのキャップに油性ペンで「100」とか「50」と書いて「お金」にしてもいいですね。何か入れるものがあると喜びます。


携帯電話風のものは段ボールをフリーハンドで切っただけ。裏側が黒色の段ボールを使ったので、裏面もそのままです。なので、一つ作ってそれを型紙にすると量産できます。さらにストックしておけば子どもが自由に作って遊べますよ。

アプリ風にシールでも貼れるようにすると、さらに嬉しいですよね。

遊んでいるうちに「なくなった」という子が必ず出てくるので、名前を書いてあげるといいと思います。


バックや携帯電話は友達とのかかわりにもつながりやすいので、園生活に慣れて来たころにピッタリだと思います。少しずつ、友達にも目が向いてくる頃ですよね。

用意するための時間は工夫次第

私は、このくらいの手間でできるものだと、家に持ち帰ってまでは作りませんでした。

スカートやエプロンになるとちょっと時間もかかりますけど・・・

登園時間から、ある程度人数が集まるまでの間とか、雨で室内遊びの日とか、子どもを見ながらちょっとした時間で作ってあげていました。

なかなか自分からは遊び出せない子や、先生の側から離れられない子に手伝いを頼むことで、遊びへの参加に導くようにしていました。

「ほしい」という子どもがたくさんいても、作り方を見せながら出来るところを任せていけば大丈夫です。

バックやプリンカップくらいなら、作り方を見ているうちに自分でも作るようになります。
それに、自分でも作ってみようとすることによって遊びもどんどん落ち着くはずですよ。

全員に必要なものでもないので、遊びの時間を利用しながら作ってみてください。

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長持ちさせる必要はない

一年中、使うものであるなら丈夫で長く使えるように作る必要があるでしょうが、この時期だけの遊びになると思うので、簡単でいいと思います。子どもは、成長すれば遊び方も遊びの内容もどんどん変わっていくので、数日程度楽しめれば十分だと考えましょう。

きれいでオシャレでまるで本物のような完成度にする必要はないと思いますよ。

ただ、紐が長すぎたり、素材が硬すぎたりでは危険なことも予想されるので安全面には配慮しましょう。

先生が作るのに夢中になって子どもの様子を見ていなかった・・・なんて、さらに危険なのでその辺は注意してください。

アイテムを遊びのお伴に楽しんでね!


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サユリノスキコト