【運動会】運動会に向けた保育のコツ 楽しみに迎えるために気をつけていたこと

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

運動会について書きました。

子どもも自分も運動会を楽しみに迎えられるように、私が実践していたことを書いてみたので、とくに新任の先生に参考にしてもらえたら嬉しいな~

先生はツライよ 運動会が大変な理由

仕事がかなり増える

競技内容の構成から競技で使う大道具やら小道具やらの作り物が満載(涙)

プログラムが手作りであれば、さらに大変だし、入場門が大きい場合も大変。

曲決めや競技のコメントを考えるのも悩む。

仕事が増える(サービス残業・持ち帰り仕事)+悩む×10って感じになります。

×10で足りるかな?(涙)

保育がしんどくなる

運動会のための活動に追われると、子どもも大変になるので、1学期にようやく落ち着いたクラスがまた、騒がしくなってしまう・・・

とくに、落ちつきのない子どもや集団生活に慣れるのに時間がかかった子どもにはしっかりとフォローしながらかかわっていくようになるので、普段の保育以上に気を遣います

この時期に「行きたくない」と登園拒否になってしまう子どもも中にはいるからね。

協力的な保護者だけではない

走ることが多くなると転んでケガもしやすいし、かけっこの順番やらリレーの順番やら・・・何かと言いたい保護者もいるんだよね~

今でも、席取りや駐車場の問題もあるんだろうな。

子どももツライよ

もっと遊びたい!

「朝の涼しいうちに取り組みましょう」と運動会の練習になっても、子どもからすれば遊びたい気持ちの方が大きい

しかも、やりながら決めていくようなことがあると子どもが“待つ”状態になって、つまらなくなるし「あと何回?」「遊べるの?」と聞かれるとツライ。全体で行う場合は自分のクラスだけ終わらせるわけにはいかないから大変なんだよな~

面白くない!

開会式、閉会式なんてつまらないでしょ?

まったく分かっていない子どももいるはず。

しゃがんで砂いじりもしたくなるし、穴も掘りたくなるし、集団行動が苦手な場合はとくにつまらないだろうな~

運動が嫌い!

運動系が苦手な子どもにとっては、ホントに嫌だと思う。

苦手な事って、やりたくないものだし「我慢してるんだろうな~」って感じると、こちらもツライ・・・

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私が気をつけていたこと

急にやらない!

少しずつ導入をしていくということです。

「運動会って何をするの?」も分からない状態で、いきなり取り組んでも「?」になるだけなので、経験のない年齢であれば絵本を使ったり、話題に出したりしながらちょっとずつ「こんな行事があるんだよ」っていうことを伝えていました。

すでに分かっている年齢であれば、昨年を思い出しながら話をしたり「挑戦してみたいこと」などを考えたりして、もっと具体的に話をしていくようにしていました。

遊びの中で積み重ねる!

園庭で遊んだ後、室内に入る前に “かけっこ”を定番にしていました。

5月頃からの積み重ねで、ショートカットをして走ったり、円周の線をはみ出したりすることもなくなるし、転んでもすぐに起きて走るし、靴が脱げても走ります。走ることに慣れているから、あえて取り組む必要もなし。

走った後は、どこに並ぶのか?友達を応援する時は?そんなことも積み重ねておけば、わざわざ運動会に向けて取り組む必要もないです。

縄跳びや平均台なども普段の遊びの中で楽しんでおくと、運動会の障害物関係の内容に入れても余裕でこなします。積み重ねは自信になるし、自信は成長の証!

成長を見逃さない!

私は、目標のカードを作ってシールを貼ったり、ハンコを押したりするのが好きじゃないのでやらないです(笑)

出来なかったことが出来るようになれば、誰だって気づけるけれど・・・些細な成長は見落としがち。

子どもは常に成長していると意識して見れば、褒めることが見つかる!

「はじめよりも」「昨日よりも」という点を見つけて、どんどん言葉をかけました。

子どもを褒めるのも自分に余裕がないと出来ないんだよな~

絶対に無理をしない!

保育の中で、無理をしていいことなんてないです。とくに行事は。

子どもが疲れていたり、飽きていたり、集中できない状況で「もう1回」という先生いませんか?

リズムの中での体形移動や入場行進などにありがちだし、ベテランの先生にこそ多かったですよ。見栄えにこだわり過ぎるパターンもね。

私は、無理をしないために少しの援助で出来るようになりそうなことを取り入れるようにしていました。動きを揃えたいなら、揃いそうな内容を考えればいいだけ!

覚えるまでガミガミ言ったり、我慢させながら何度も繰り返したりしてやるようなことではないと思います。そんなの自分も楽しくな~い!

「一回やったら遊ぼう!」と切り上げたことも多かった。その方が子どもだって“1回”を集中してやるし、遊ぶ時間があれば意欲も増すし。ONとOFFを使い分けて遊ぶ時間を十分に確保することが大事。

取り組んでいることを知らせる!

親も初めての運動会になると心配だし、不安になる気持ちも分かります。

おたよりだけでなく、口頭でもそれぞれに伝えられるように意識していました。

子どもの成長は一緒に喜び合いたいですよね。

「やりたくないって言ってない?」「疲れてない?」など不安なことも、聞くようにしていたし、取り組んでいる過程や決まったこと(係の仕事など)に関しても、伝えていくようにしました。

とくに“気になる様子”の多いお子さんの保護者とは丁寧にやりとり

子どもが主であることを前提に協力をいただけるように気をつけました。

余計なことをしない!

リズムを例にすると、全員が振りを覚えて踊れるのに前に立って踊ったり、移動のタイミングを理解しているのに笛で合図したり・・・

余計な口出し、手出しは極力控えたほうがいい!

入場から退場まで全部任せたこともあったな~ たしかリズムだった。

年長児ならそのくらい成長するし。

まとめ

  • 急にやらずに、遊びの中で楽しみながら積み重ね、無理をしないこと。
  • 子どもの成長を見守りながら、余計なことをしないこと。
  • 保護者と協力し合って、成長を喜び合えるようにすること。


こんな感じ。

運動会まであと2か月くらいかな?

いざ、本格的に始まると余裕がなくなるもの。新任の先生はなおさら。

ついていくのが精いっぱいで自分も混乱しがち・・・子どもを順番に並べるだけでも苦労すると思うよ。自分の準備(計画)をしっかりとしておくことが鍵。

明日からやれることをやっておこう!

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サユリノスキコト