【保育の仕事】保育士辞めたい!転職したい! 楽しくない職場で共通していたこと

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

私が「楽しくないな~」と感じた職場での共通点をあげてみます。

自分自身に置き換えて、転職や就活の参考にしてみてくださいね。

過去はやり直せない

たくさんお世話になった園があるので、その経験のお陰で成長できたと思います。

自分の保育の成長と共に考えや目指すものも変わるし、出会いや経験でも変わりました。

そのことに関しては、どの園にも感謝しています。

でも、変われたのは変わるきっかけがあったからで、変わる前の時間には戻れません。

自分が楽しくなかった時代は、子どもだって楽しくなかった・・・はず。

その時はその時で精一杯やっていたとはいえ、申し訳ない気持ちになるんです。何年たっても。

楽しくなかった職場での共通点

給食・お弁当を残さない

好き嫌いなく食べられるのは悪いことではないし、残さず食べるのも同様です。

でも、食べさせる方は辛い・・・食べるほうも辛い。

食べたくない日もあれば、嫌いなものの一つや二つだってあるでしょう?

励ますにも限界ありますよ(涙)我慢して食べる様子を見るのは楽しくなかったし、好き嫌いが激しい子だと正直、「あ~面倒だな」って感じていました。おかげで、食事の声かけのバリエーションが増えましたよ。だいぶ。

今では”完食“という言葉にさえ、ドキッとしてしまいます。

もうガチガチの「残さず食べる」方針の園には戻れませーーーん!

「残さず食べる」援助や介助をせずに食べる給食やお弁当は楽しかった~

子どもと一緒に食べるのってこんなに楽しいんだな~って改めて思いました。

食育に力を入れていようが、手作りにこだわっていようが、畑の活動をたくさんしていようが、食事本来が楽しくなかったら本末転倒。

好きなものをおいしく食べるのが最高・・・じゃないかな。

サビ残&持ち帰りの量がとんでもない×100

それが当たり前すぎて、マヒしていたと思います。自分でも。

ほとんどなかった園でも仕事をしたことがあるので、要するに「やらなくてもどうにかなる」「やる必要がない」「頑張っている雰囲気」に大事な時間を使っていただけ・・・だと思います。

いい加減これは馬鹿馬鹿しいだろうと思い、サッサと帰った日があったんですけど、次の日に見事、頑張ってない人っぽい感じに見られました。この時に辞めればよかったな~

「ずっと同じようにやってきたから」「子どものため」「それが当たり前」と疑いもせずに変えるべきことを変えない園は、職員が疲弊していても知らん顔

保護者にも「先生、いつまでいるんですか?夜に通ったらまだ電気がついててビックリしました」って話しかけられたことがありました・・・たしか、その日は21時過ぎだった記憶。

もう、疲れた顔では働きたくなーーーい!

「安全に」というプレッシャー

怪我や事故がないように保育するのは大前提ですが、毎日のように「安全に」何かあれば「安全に」とにかく「安全に」・・・

「子どもが怪我しないようにしなくちゃ」とプレッシャーでいつも冷や冷やしてました。

転んだ、ぶつけた、などの少しの怪我でも報告書

遊びの内容も狭まるし、思い切ったことを避けるようになるし、保育もつまらない!

子どもへも「約束事」や「禁止」が多くなるので、自分の保育も反省ばかり。

あまりにも「安全に」を言われるのは・・・楽しくないし、プレッシャーでした。

「安全に」から解き放たれ、鬼ごっこやボール遊びをガンガンできるようになった時は、自分も伸び伸び楽しめたな~

子どもに「気をつけてね」とか「危ないよ」がグッと減っただけでも楽しくなるよ。

独裁

園長が独裁の園で楽しかったことはありません。

まわりも、持ち上げてゴマばっかりすって、逆の意見を言う先生もいませんでした。本人だけはとても気持ちよく働いていたのかもしれません・・・

給料明細が出たら、園長にお礼を伝えるという初めての経験もしました。(みんなしてるの?)

もちろん、お中元もお歳暮も強制徴収。たしか商品券だった記憶。

自分が気になったクラスや見たい子どもがいるクラスには、入り浸ったり、口を出したりするので、そのクラスの先生はいつも困っていました。スッチャカメッチャカにして去っていくと嘆いてた・・・

その日の機嫌の良し悪しで色んなことも変わります。とくに、大きな行事の前は必ず事件が勃発だったな~

私は、その“独裁者”とかかわらないように自分の気配を消すことを覚えました。

そこには自分はいません・・・ひたすら淡々と。

責任ある立場の者は抱えているものや背負っているものも大きいので、ある程度の”独裁“も時には必要なのでしょう・・が、自分勝手で陰湿な”独裁“はもうコリゴリーーー!

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“我慢料”の時代は終わり

「楽しくない」「辞めたい」と思っても年度末までは働きました。

その頃は不景気で就職難で、求人も少なかったんです。探すこととお金のことを考えるとすぐには動けなかった・・・

給料=我慢料とよく言われますよね。

私は「生活のため」「仕方がない」と自分に言い聞かせ何とか乗り越えてきましたが、そんな時代はもう終わりだと思います。

わざわざ楽しくない職場で我慢料をもらうためだけに耐える必要も理由もない気がします。

保育の求人、選べるくらいにたくさんですもん。

昔の自分のように「辞めたい」「楽しくない」という気持ちを抱えて日々過ごすよりも、もっと自分に合った場所を見つけて楽しんでほしいです。保育の仕事にこだわる必要もないと思います。

乗り越えることと逃げた方がいいことって別ですよ?

努力することと我慢することは一緒かな?

あなたの足につながった鎖はないよ・・・一歩を踏み出すのは自分の気持ちひとつ


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サユリノスキコト