【保育の仕事】風邪をひいたらチャンス!辞めたい時の判断材料です!

こんにちは。

ぐうたら主婦のサユリです。

今年のインフルエンザの勢いもすごいですね・・・保育の仕事をしている皆さん、大丈夫でしたか?

休みたいけれど、行くしかない!と気合で乗り切った先生も多いのでは?

私の経験から、職場と体調管理について思うことを書いてみました。

上司からの感激した一言

「体調が悪い時はお互い様。無理したり、隠したりしないで軽いうちに休みましょう。気を遣ってお菓子も買ってこないことね!」

この言葉を聞いた時の感激が今でも忘れられません。

それだけ休めない環境の園が多いということなのか?ただ自分の“運”が悪かっただけなのか?

私が保育の仕事を始めて、こういう上司に出会うまでに10数年かかったんです・・・(涙)

新任で就職した時、その後、その後、その後も「体調が悪くても休めない」「自己管理が悪い」みたいな空気が漂っている職場でした。

何年もそういう職場だったので、「無理するのが当たり前」だと自分でも思っていたし、慣れすぎていたかもしれません。

今思うと、頑張る方向が完全にズレていたな~と思います。

ちなみに“お菓子”ですが、休んだ後に「ご迷惑おかけしました」の気持ちでお茶菓子を持っていくことがよくあるんです・・・これも、保育の仕事あるあるのような気もしますが、どうなんだろう?

そんな「気遣いはしないでね」ってことまでもハッキリと言ってくれる職場だと、さらに助かりますよね。

お菓子じゃなくて、飲み物の先生もいました。私、いつもこれ飲んでたな~

上司からのひとつも嬉しくない一言

「インフルエンザにならないために休日の外出は控えてください。」

一番記憶に残っている「はぁ?」と思った上司の言葉です。

会議中に職員全員に向けて、でした。

個人的にとても苦手な上司だったということもあり、「プライベートにまで口出すの!?」とホント、嫌な気分に・・・

「人混みは感染するリスクが高いから気をつけましょう」ということだったのでしょうけど、「休まれると手が足りなくて困るから」としか聞こえなかったです。伝え方って大事ですよね。

ある意味そのくらい仕事にかける情熱は尊敬しますけど。(しない)

お時間あれば、こちらもどうぞ。

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“風邪”だけじゃなかった!

「無理せず休もう」と言ってくれた職場では、他にもこんなことがありました。

0歳児をおんぶして棚を拭いていたら「腰やられるから無理しないで」って言われました。

「これからも長く働けるように腰を大事にしたほうがいいから」ということで、おんぶしながらの掃除はNG。

私にとっては、おんぶしながらの掃除は無理でもなんでもなく“普通”のことだったのでビックリ。

“長く働けるように”っていう言葉も嬉しかった~

それから、こんなことも・・・

0歳児は保育士一人で3名を見るという決まりがあるので「私、一人で大丈夫ですよ」と言ったら、「おむつ換える時に大変だから二人で」と保育士2名体制にしてくれました。

これにもビックリ。

一人をおんぶし、もう一人の遊ぶ様子を見ながら、一人をオムツ交換する・・・

一人にミルク、一人に離乳食を介助、一人は手づかみで食べる様子を見つつ介助・・・

あの0歳児3名を一人で見る日の慌しさと緊張感はなんだったのか?

さらに、こんなことも・・・

家に持ち帰って仕上げた要録を見て「持って帰ったの?いいのよ、そんなに頑張らなくて。時間作るから遠慮なく言ってね。」

壁面や行事関係の作りものをする時間も勤務中にもらえることへの衝撃。

当たり前のようにこなしていたことが、この園では“普通”ではなかったので、贅沢な環境過ぎて「これでいいのか?」と不安になったくらいです。

働く環境を選ぶことって大事だな」とつくづく感じます。

風邪をひいたらチャンス!

体調が悪いのに無理をするしかなかった、自己管理が悪いと言われた、休みの連絡をしづらい、休んだ後に出勤したら周囲の視線が冷たかった・・・・

現在、働いている園でこんな寂しい気持ちになったことがあるなら、むしろ“辞める決断をするチャンス”だと考えましょう!

「体調が悪い時はお互い様。無理したり、隠したりしないで軽いうちに休みましょう。気を遣ってお菓子も買ってこないことね!」

おそらく、その職場でこんな言葉をかけてもらえることはこの先もないでしょう・・・って、ないですよ!急に変わることなんてないから。

自分に限らず、自分の家族の看病をするために休みたい時だって、同じこと。

お子さんの体調が悪くてもすんなり迎えに行かせてもらえずにいた先生を見たこともあります。

仕事うんぬんじゃなく、ただの意地悪に感じてしまいました・・・

自分の体調が悪い時の周囲の反応は、転職の判断材料になるので、風邪をひいた機会に考えてみてくださいね。

私のように何年も“頑張る方向”を間違えずに、きちんと休める環境で働いてほしいから。

こちらでも背中を押してます!悩んでいる先生に届きますように。