
こんにちは。
ぐうたら主婦のサユリです。
夏休みの予定は決まりましたか?
宿泊先やチケットなど、だいぶ前から予約をしている方も多いのでしょうね。
“夏休みのお出かけ”について、園での子どもの様子から感じたことを書きました。「どこにも連れて行けなった」なんて思う必要なし!
悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
こんな方に読んでほしい!
- 仕事で休みが取れない
- 連れて行きたくても家計が厳しい
- どこにも連れて行けないのは“かわいそう”と思ってしまう
- 他の家庭と比べてしまい、子どものためにというよりは自分のために無理をしてしまう
こんな方は読まないでください(笑)
- 家族全員で楽しみに計画を立てた
- 自分もリフレッシュしたいから出かけたい
- 経済的にも余裕があるので、バンバン出かける予定
- 保育園に毎日登園しているので、夏休みなんて関係ない
無理をする必要なんてない!と思える理由
「どこに行ったのか?」はどうでもいい
「うちだけどこにも行ってなかったら恥ずかしいのでは?」
「夏休みの思い出が何もないとかわいそうかも」・・・
心配する気持ちは分かりますが、保育士や幼稚園の先生でそんなことを気にしている人なんていないです。私の経験の中では「○ちゃんの家、どこにも行ってないね」なんて、会話になったこともないです。
ただし、「心に残ったことや感じたことを自分なりに考えたり、思い出したりして相手に伝えられるか?」という点では気にかけますよ(私はね)。仕事ですから。
そのために、自分の気持ちを言葉で伝えられる年齢になると「夏休みに楽しかったことは?」について、発表し合うことがあります。
「どこに行ったのか?」「何をしていたのか?」を聞き出したいのではなくて、自分なりに言ってみようとする気持ちに重点をおいているだけ~
それと、友達の話に耳を傾けたり、共感したりするという点も大事にしたいんです(私はね)。
話し方やクラスの雰囲気から、子どもたちの成長を感じられればとても嬉しいですよ。
なので、「どこに出かけたか」なんてどうでもいいというか・・・そんなところは大事じゃないんです。
日記で分かること
「なつとあそぼう」や「なつのおともだち」といった夏休みの日記帳のようなものを提出する園もありますよね。保育園はなかったけど。
コメントを添えてお返しするので、全員分チェックするのですが・・・
- 「○△ちゃん、ディズニーランドでパレード見たんだ~」
- 「○□君、スカイツリーに行ったんだ。新幹線と写真撮ってる~」
- 「○◇ちゃんは週末、必ずお出かけしてたんだな~」
保護者が写真を貼ってくれたり、記入してくれたりしたことで分かる “夏の思い出”が多いんですよ。つまり、子ども発信ではないってこと。
“思い出”を話した時には「そんなこと言ってなかったじゃーん!」ってズッコケそうになるような、素敵なお出かけの記録が山ほどで、まさに「聞いてないよ~」です(笑)
自分で得た経験は忘れない!
では、実際に子どもから聞いた“思い出”はどんなものだったか・・・というと、以下です。
- 「カブトムシを3匹捕まえました」
- 「お祭りで金魚をすくいました」
- 「おじいちゃんのお家に泊まって花火をしました」
- 「おうちでプールに入りました」
こんな感じですよ!(笑)
大好きで何度も行っている場合や行きたくて連れて行ってもらった場合は別だけど、テーマパークの名前や施設の名前はほとんど聞かない。年長になると少しは増えるけど、子どもって名前までは覚えていないことが多いです・・・
花火にしても打ち上げよりも自分で持つ花火について話すこと子が多いし、カブトムシについて話す男児なんてほんとに嬉しそうだし、花火とカブトムシに関しては子ども同士の共感もスゴイです!!
“自分で経験したことは心に残る”それは大人も子どもも同じような気がします。
再会した喜びの方が大きい!
さらに夏休み明けの子どもの様子を話しますね。
「私は~に行ったんだ。○△ちゃんはどこに行ったの?」そんなやりとり、見ないです。夏休み明けなら、友達に会えた嬉しさでいっぱいで一緒に遊ぶだけ。
子ども同士で「休み中どこか言ったの?」「楽しかった?」なんて聞かないですよ。
出かけた自慢なんて見たことないな~あえて例をあげるなら、大好きなキャラクターの映画くらいな印象。それも5歳児くらい。
こちらは田舎だし、地域差もあるのかもしれませんが・・・
夏ならではの経験を楽しめばいい!
花火、虫取り、プール・・・どこの園でも、子どもが話してくれた楽しい”思い出”だったし、今も昔も似ているのが不思議。
子どもも大人も“自分で何をしたか?”という経験が一番心に残るんですよね。きっと。
遠出をしなくても、お金をたくさん使わなくても、夏の思い出はたくさん出来るんですよ!こんな体験もどうですか?
- スイカを買ってスイカ割りもいいね。
- 一緒にアイスクリーム作りなんて面白そう。
- 車での移動が多いなら、たまにはバスや電車に乗ってみるだけでもいいね。
- おうちで流しそうめんも楽しそう。
お家で“流しそうめん”なんて今からでも間に合うよ~
普段の生活に少しのプラスがあれば、子どもにとっては十分に楽しい夏休みだと思います。
「どこにも連れて行けない」「旅行なんて行く余裕がない」などと気にするよりも、子どもと一緒に夏ならではの楽しさを味わうことを考えてみてはどうですか?
大人の感覚を捨てて、子どもの目線に合わせてみると楽しいことや面白そうなことも思いつきやすいと思います。“工夫”が最強ですよ!
どんなテーマパークにも、どこの観光地にも負けない最高の思い出ができますように・・・